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  • 包括的性教育の実施に関連した陳情は不採択

    こんばんは!
    本日、本会議が行われ
    「子どもを性犯罪、性暴力の加害者、被害者、傍観者にさせないために市内教育機関において「生命の安全教育」及び発達の段階や子どもの実態に応じた包括的性教育を充実させること」
    ついての陳情について、私は、自由民主・市民クラブを代表して反対の討論を致しました。

     3月5日に行われた文教委員会では『賛成多数』となりましたが、
    本会議では『反対多数で不採択』となりました。

    反対したのは、
    ・自由民主・市民クラブ
     与座武議員、木﨑剛議員、東まり子議員、道場秀則議員、きくち由美子議員、山崎たかし議員、小林まさよし
    ・市議会公明党
     浜田 けい子議員、大野 あつ子議員
     (落合勝利議長は採決に参加しておりません。)
    ・ワクワクはたらく
      宮代 一利議員、本多 夏帆議員
    ・日本維新の会武蔵野議団
     深田 貴美子議員、東山 あきお議員
    ・日本共産党武蔵野市議団 3
     本間 まさよ議員、橋本 しげき議員、三島 杉子議員
    ・立憲民主ネット
     蔵野 恵美子議員、藪原 太郎議員
    ・無所属
     下田ひろき議員
    となりました。

     賛成6、反対19となりましたが、正直、正直、想定していなかった議員が反対したことに驚きました

     このような結果になったのは、包括的性教育や今回の陳情に対する保護者などの姿勢が素直に反映されたものという印象を持っております。

     反対討論で述べた通りですが、教育委員会には
     ・二度とこのような事件が発生することがないように、人権教育、道徳教育、情報モラル教育、生命の安全教育を徹底すること
     ・未来に希望が持てるように、「生きる力」を育む教育環境を整備すること
    を強く要望しました。

    *今回、本会議で討論した内容については、下記ファイルをご覧ください。
      議会で述べた反対討論はこちらをクリックください。

     

     最後になり恐縮ですが、包括的性教育に関連して様々ご意見いただきましたことについて、心より御礼申し上げます。皆様の問題意識が周知され、反対に至る結果になったと考えています。

     ところで、予算特別委員会で、選任された委員により武蔵野市の来年度予算について審議されます。

     自由民主・市民クラブからは、与座武議員、木﨑剛議員、きくち由美子議員が選任されています。

     引き続きどうぞよろしくお願いします。

    武蔵野市議会議員
    小林まさよし


  • 小美濃市長の要望で保健センター増築計画についての全員協議会を開催~多くの議員が「いった立ち止まるべき」との意見

     昨日(2024年2月8日)、行われました『保健センター増築及び複合施設整備 基本設計書』(以下、増築計画)に関する全員協議会が行われましたのでその概要をご報告いたします。

    *全員協議会とは、市政上の重要な問題について検討するために、必要に応じて議員全員が集まって開かれる会議をいいます。

     今回の全員協議会は小美濃市長から議員の意見を聞きたいという要望のもと開催されました。小美濃市長は「議員の意見を聞いたうえで、この事業をどうするか私が判断して、できるだけ早く報告する」という主旨の発言が行われました。

     これまでの松下市政では、多くの事業について議員に相談することなく「ありき」で進められてきましたが、市民の代表である議員の意見を聞きたいという小美濃市長の姿勢は高く評価できるものと考えています。

    1.これまでの経緯の概要
     本件は、松下市長時代の令和4年2月に、「事業計画なく建築ありきで40億円という多額の税金が投入される保険センターの増築計画」について行政報告があったことが問題の始まりといえます。
     *過去保健センターについて執筆したレポートはこちらをクリックいただければご覧いただけます。

     この行政報告は議会で議論される中で、この増築計画には問題があるとして予算に対して議会から「基本設計の予算執行に当たっては、基本計画案の議会への報告等、議論を尽くす場を求める。」という意見がつけられるものとなりました。

     その後、松下市政において有識者懇談会、近隣説明会、全員協議会が行われましたが、私は出席したものの、「増築ありき」の議論に終始していたと認識しています。

     また、議会への報告時には、資材高騰がある中で「事業費はいくらか?」と常に尋ねましたが、「今は分からない」という主旨の答弁が繰り返えされる状況でした。

    2.増築計画の主な3つの問題点
     様々問題がありますが、この増築計画の問題点として主な問題点を3つ挙げると次の内容となります。

    •  そもそも40億円をかけて4000㎡を増築するというのに事業計画がなく進められようとしたのですが、検討した結果として示されたスペースには、エントランスフロアに900㎡、多目的スペースに600㎡が含まれることです。費用対効果を考えると本当に必要と思えないスペースが計画として示されました。
    • 保健センターの事業の在り方についても、昭和62年に建設された時点とは大きく変わっています。今後の保健センターの在り方についてスクラップアンドビルドの検討をして、「増築ありきでない」議論が必要だった
    •  資材高騰によって「この建設費用がいくらになるのか」という大きな問題がありました。一方、これまで松下市政においてはコスト削減目的で2中と6中の統廃合を進めようとしました。後述しますが、武蔵野市の財政状況を踏まえると、資材高騰で建設費用が大きく増加する中で、子どもたちのためにも学校の建築計画をしっかりと議論して確定することを最優先にするべきであった

    3.公表された事業費は当初より大きく増加して『70億円』
     これまで一切公表されなかった事業費ですが、今回初めて当初と比較すると1.75倍となる『70億円』になると報告がありました。

     私は十分なスクラップアンドビルドの議論がされないまま40億円の税金が投入されるのも反対でしたが、市民の代表として70億円の事業費増築計画を容認することは絶対できません

     そもそも武蔵野市は第6期長期調整計画で下記表の30年間の長期財政シミュレーションを示しています。

    しかし、この長期財政シミュレーションは、歳入と歳出を見た結果、2053年においても117億円の基金残高があり財政的に問題ないようにも見えますが、内容については次の問題があります。

    • 税収の算出において、 武蔵野市の将来人口推計は、人口が2053年に現在の14.8万人から16.1万人に増えるという楽観的シナリオに基づいて試算されている。
    • 吉祥寺駅や三鷹駅の再整備、都営水道一元化など大型の事業についてその事業費が織り込まれていない
    • 公共施設等の再整備費用として、第6期長期計画の3000億円に対して1.2倍の3600億円しか織り込んでいない
    • そのうえで「公共施設の大更新期を基金が枯渇することなく乗り切れる見通しが確認できた。」と書かれている。


     特に3番目の問題ですが、今回の増築計画が1.75倍となる中で、資材高騰の影響は少なくとも1.5倍以上あると想定するのが妥当だと考えます。1.5倍とすると30年間で公共施設等の再整備に必要な金額は4,500億円です。

     現状であるならば、この長期財政シミュレーションにおいて、第6期長期計画で見積もった3,000億円のさらに3割増しとなる900億円の財政負担が増加すると予想されます。900億円の財政負担が増えれば「基金が枯渇することなく乗り切れる」ということにはなりません

     私は、
    ①この財政的な問題が明らかになっている状況
    ②子どもたちの教育環境をしっかり整えるための学校改築問題が今後改めて議論されている現状
    において、保健センターの増築を優先するべきではないと考えます。

     この全員協議会においては、「900億円も財政負担が増加する可能性のある中、まずは学校改築問題を前に進めるべきであり、この保健センターについては、いったん立ち止まり、あり方をしっかり議論してから、学校改築について議論されたのちに、保健センターをどうするか決定して前に進めるべき」と私は主張しました。

     900億円の財政負担は武蔵野市の基金の枯渇を早い段階でもたらすことになり、将来において財政問題が生じることになると予想されます。保健センターの増築計画だけではなく、今後の財政運営において、市は誠実にこの影響と向き合って必要な行財政改革を進めなくてはなりません

    4.他の議員の意見

     今回の全員協議会では、多くの議員によって様々な議論が行われ、有意義なものであったと感じています。

     その中で、自由民主・市民クラブの議員は、本計画について全員が「いったん立ち止まるべき」という主張をいたしました。

     また、多数の議員がやはり「いったん立ち止まるべき」という主張でした。「いったん立ち止まるべき」という主張が『民意』だったと認識しています。

    今後の小美濃市長の『英断』を期待したいと考えています。

    2024年2月9日
    武蔵野市議会議員
    小林まさよし


  • 小美濃新市長始動!~第6期長期調整計画についての全員協議会の概要報告(住民投票条例凍結など)

    いつも大変お世話になっております。

    一昨日(令和6年1月29日)、執行部が提出した第6期長期調整計画について全員協議会(*)という議会が開かれました。
    (*)市政上の重要な問題について検討するために、必要に応じて議員全員が集まって開かれる会議

    今回は議員全員が6分の持ち時間をベースに小美濃市長をはじめとする執行部側に質問することになりました。

    様々質疑がありましたが、以下について概要をまとめましのでご報告します。

    ① 住民投票制度
    ② 2中と6中の統廃合
    ③ 学校給食費
    ④ 吉祥寺駅南口再整備
    ⑤ 保健センター

    【住民投票制度】
    市長答弁概要:
    今、立法事実のない住民投票制度について議論すれば街宣車がきたりやデモが発生することで市が混乱する。
    多くの市民が恐れている。無理に議論を進めるべきではないというスタンスであり、今回『凍結』するとしている。

    *私見:私自身も、2021年11-12月には毎朝駅に立つなどの街頭活動をしていましたが、多くの市民の方からの反対の声が多くあり「分断と混乱が生じた」と認識しています。住民投票が必要な状況ではない(立法事実がない)のに、二度とあのような「分断と混乱」が生じてはなりません。市長の考えに同意します。

    【2中と6中の統廃合】
    市長答弁概要:
    一旦ストップして白紙にする。子どもファーストでの議論が十分ではない。
    2中と6中の統廃合よりも、今のままの18校の学校を維持するのがよいのかの総論を先に議論するべき。
    そのあとで子ども、保護者、現場の意見を聞いたうえで、20年後、30年後を見据えて統廃合を議論するべきと考える。

    *私見:松下市政における「市長・教育長会議」では、『コスト削減にメリットがある』として「2中と6中の統廃合案」が特だしされて進められようとしました。将来を見据えての統廃合については議論する必要があるとも思いますが、市民の皆様に少子化が進むことによる教育環境面の問題や改修費用が大きく増加している問題などを周知して意見を聞いたうえで、全市的に議論してから進めるべきだと考えています。

    【給食費無償化】
    市長・執行部答弁概要:
    東京都が補助を出すということになり、今後、会議体を持ち検討していく。できるだけ早く議論して決めていく。

    *私見:東京都は小中学校の給食費について、市区町村が支援を行う場合、半分を都が負担し、最大で給食費の半額を補助する方針を決めています。積極的に前に進めていけばよいと考えます。

    【吉祥寺南口再整備】
    市長答弁概要:
    これまでの議論はローテンポだった。
    様々な権利関係があるが、その方々の意見を吸い上げながら、面的な南口のグランドデザインをつくるべきと考えている。この事業はやらなくてはならないもの。

    *私見:この話は、松下市政においては先送りされてきた問題と認識しています。市長の言う通り、この事業は極めて難しい事業ですが、やらなくてはならないものです。市長からはテンポを速めて対応していくという印象を得ています。

    【保健センター増築計画】
    議員から「資材高騰で保健センターの費用が大きく増加している。6長調では保健センター増築ありきと思えるが」という質問があり、以下答弁しています。
    執行部答弁概要:
    保健センターについては庁内で議論している。2月8日に全員協議会が行われる予定になっている。ご議論いただける場と考えている。

    *私見:当初予算40億円でありましたが、資材高騰で大きく建設費が高騰しているということです。その金額等を踏まえて、2月8日に議員からの意見をヒアリングして執行部側も対応を考えるということと理解しています。
    本件については、個人的に強い問題意識を持っていて、この時期に大幅に増加するという建設費用をかけてまで増築することについては反対の姿勢を示したいと考えています。そもそも学校の改築を最優先に公共施設の再整備は見直すべきです。

    ー--------
    なお、6長調は松下市政において、策定委員会において議論されたものとなっています。
    今後、小美濃市長は6長調で公約が果たせる部分は進めながらも、記載のない公約を実現するために次期計画(第7期長期計画の前倒しか第6期長期第2次調整計画)を策定する方針であることを示しています。

    小美濃市政となって1カ月程度しか経過しておりません。まだ十分議論できていないところはあるようですが、武蔵野市政の立て直しに向けて小美濃市政が動き出しております。

    引き続き、「武蔵野を立て直す」ためのご支援をよろしくお願い申し上げます。

    武蔵野市議会議員
    小林まさよし


  • 年始のご挨拶

     新年あけましておめでとうございます!

     昨年は4月の市議会議員選挙、そして、12月の市長選挙では大変お世話になりました。皆様のご支援を受けて大変満足いく結果となりました。特に、『武蔵野市を変える』を実現することができたことは本当に嬉しく思っています。

     本年は武蔵野市政において問題が山積する状況において、「武蔵野市の立て直す」と「武蔵野市を守る」に『挑戦する年』にしたいと考えています。

     しかしそのためには、支援者の皆様と絆をさらに深めること、また、仲間を増やすことが必要にになっていくと考えています。そこで勉強会などを開催してまいります。
     後日ご案内させていただくことになると思いますが、武蔵野市政の「立て直し」と「守る」ということにご関心のある方は是非ご参加いただきければと思います。

     本年も、武蔵野市の発展のために誠心誠意努力させていただきます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

     末筆ながら皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

    令和六年元旦 小林まさよし


  • 武蔵野市に小美濃安弘新市長誕生!

    いつも大変お世話になっております。

    この度、多くのご支援者のお陰で令和5年12月24日執行 武蔵野市長選挙において、自民・公明推薦で私たちが推した小美濃安弘新市長が誕生しました!

    私にとっては、地縁・血縁のない武蔵野市ではありますが、この『武蔵野市を変えなくてはならない』という想いを持ち、市議を志し、これまで活動してきました。

    「絶対に無理、変わらない」という人もいましたが、『武蔵野市政の体制を変える』という目的の一つを実現できたのは、多くの方々にご支援・ご協力いただいたことによる結果です。

    小美濃新市長は、議員時代、これまでの2年間の間、本当に多くのご指導をいただきました。

    特に感謝しているのは、「新人は何もしてもよい。失敗したら俺らがサポートするから」という一言により、私の活動を強く背中を押していただいたことです。住民投票条例や駐輪場売却問題では一緒に闘ってくれましたが、本当にたよりになる先輩であり、心から尊敬しております。私が失敗した際には、関係者に頭を下げてくださったこともあります。
    また、問題を隠したがる政治家が多い中、小美濃新市長は問題を隠すことなく問題といえる人であり、武蔵野市に山積する問題としっかり闘ってくれると確信しています。

    目的の一つが実現できたわけですが、今後も皆様のご支援に応えるため、全力で『武蔵野の立て直し』に取り組んでまいります。
    また、『武蔵野を守る』ために仲間を増やす活動を積極的に行っていきたいと考えています。
    *勉強会などを行っていきます。武蔵野市をよくするために市議を志すという方がいらしましたら、参加ください。

    引き続き、皆様からは変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

    令和5年12月28日
    武蔵野市議会議員 小林まさよし


  • 市政ニュース:①コスモズ補助金不正受給問題、②キャバレービル建設計画問題、③給食費無償化等の会派要求の3つのトピック

    市政ニュースを作成しましたのでお知らせいたします。
    (こちらクリックください。)

    市政ニュースでは以下の3つのトピックについて取り上げています。

    1,コスモズ補助金不正受給問題~市長に対して厳正な対処と説明責任を果たすことを求める要望書を提出!


    2,キャバレービル建設計画問題~超党派の議員連盟を設置、住民の方々と意見交換会や署名活動を実施

    3,会派要望を提出~政府が取り組んでいる『給食費無償化』について、先行して武蔵野市においても『給食費無償化』を導入することを今年度新たに会派で要望。その他は、建設費高騰を配慮した公共施設改築の再検討、吉祥寺・三鷹・武蔵境駅の再整備等、都営水道一元化など

    引き続き、市政の問題を、会派・議員間で連携して解決できるように取り組んでいきたいと思います。

    武蔵野市議会議員 小林まさよし


  • 市政レポートNo.16のお知らせ~トピックは①住民投票条例制度・有識者懇談会、②コスモズ補助金不正受給問題、③1中の入札不調問題


    いつもお世話になっております。

    市政レポートNo16を作成しましたのでお知らせいたします。
    (こちらクリックください。)

    レポートでは以下の3つのトピックについて取り上げています。
    1,住民投票条例制度に関する有識者懇談会について
    2,コスモズ補助金不正受給問題について
    3,1中の入札不調問題について

    武蔵野市政について感じることに、
    ・市民生活に直結するもので本来市長のリーダーシップによって進められるべき政策が後回しにされる一方で
    ・松下市長の政治思想に基づく政策や一部に都合がよい政策が優先されている
    ということがあります。

    武蔵野市の対応が遅れていて本来優先して進められるべき政策は
    ① 吉祥寺南口の再整備や地域活性化対策などの街づくり
    ② 都営水道一元化
    ③ 巨大災害に備えた防災・減災対策
    ④ 学校改築等公共施設等の再整備の見直し
    ⑤ 高コスト化が進む武蔵野市の行財政改革

    などであり、
    現在、市長の思想や一部の人間に都合がよい政策として優先的に進められてきたのは
    ①『分断と混乱』をもたらした住民投票条例
    ② 子どもの権利条例(父母や家庭の責任を軽視する古い左翼的思想)
    ③ 駐輪場売却(売却先の企業を特別扱いするような規則変更、外周部に駐輪場を設置するという方針など)

    などです。

    武蔵野市の発展を考えて貴重な税金や職員の労働力を効率的に投入しているように思えません。

    また、松下市長は西東京市で街頭活動を行ったということが確認されています。直近作成された松下市長のレポートは市政の内容ではなく、国政の内容が多く示されています。

    一部では次の衆議院選挙で出馬する可能性が高く、その準備を進めているのではないかと言う人もいます。

    優先して進められるべき政策が後回しにされ、武蔵野市政が停滞している現状について強い危機感を持っております。

    松下市長については、市長としての責任を果たすべく活動をしていただけるように、継続して監視・評価していきたいと思います。

    引き続き、よろしくお願い申し上げます。

    武蔵野市議会議員 小林まさよし


  • 保健センター増築関する近隣住民説明会に参加~近隣住民の方からは不満の声

    こんにちは!
    本日(令和5年6月25日)、保健センター増築及び複合施設整備(以下、保健センター増築計画)に関する近隣住民説明会が行われるということで参加してまいりました。

    保健センター増築計画の予算執行に当たっては、議会において「基本計画案の議会への報告等、議論を尽くす場を求める」とした付帯決議あります。

    説明会参加の主な目的は、
    ①近隣住民への説明会においてどのような議論があるのか
    ②議論が尽くされるかどうか

    という事を確認することでした。

    なお、近隣住民の方の陳情が採択されていますが、その内容は、
    十分な日照が確保できるよう建物の構造配置を配慮すること
    とあります。

    (*)保健センターの増築問題についての詳細は、こちらのブログをご覧ください。

    1.市からの説明内容

    (1)施設の必要性について
    市は延べ床面積を8500㎡となる複合施設が必要であり、計画を進めていくというものでした。主な理由は以下の通りとしています。

    ① 大規模改修の必要性(一人当たり2㎡という労働環境が問題であるなど)
    ② 施設面積拡充の必要性(普段は多目的スペースとしながら500㎡をワクチン接種として活用)
    ③ 複合施設整備の必要性(妊娠期から切れ目のない支援を実現するための施設として)

    しかし、8500㎡という規模がどのくらいかというと、第一小学校から第五小学校からの規模は以下の通りですが、平均的には各校の1.3倍程度になります。
    ・第一小学校:5,481.58㎡
    ・第二小学校:5,581.68㎡
    ・第三小学校:6,729.92㎡
    ・第四小学校:6,960.43㎡
    ・第五小学校:6,481.53㎡

    (2)日照への対応について
    3階建ての計画と4階建ての計画があるが、日照を配慮するために4階建てを考えている。北側の3階部分の一部を4階に持っていくことで階段状となり日照を確保できるよう配慮する。

    2. 近隣住民の方の主なご意見

    質疑のタイミングにおいて近隣住民の方が質問していた主な内容は以下の通りです。
    ・日照が確保できるのか。
    ・2階では十分な日照が確保できないという事にならないか。
    ・日照の改善をしてほしい。
    ・保健センターを利用していない。切れ目のないというが、小さな子と年配の方しか利用しないのではないか。本当にこの施設は必要なのか。
    ・35年しか持たないのに100年に一度のコロナ対応でここまで必要なのか。
    ・保健センターをそこまで利用しない。恩恵はない。計画は縮小できるのではないか。
    ・チャレンジルームはここに置く必要はない。
    ・1中の学校改築について入札不調になったが、資材高騰で当初の40億円では済まないだろう。50億円くらいになるのではないか。近隣住民というより、一市民として心配している。ここまでの予算をかけての大規模な施設が本当に必要なのか。縮小して日照を確保できないのか。
    ・陳情を出した時と何ら変わっていない。
    ・保健センターの前の道は、人流は多いところであり、搬入、搬出がある中で通学、通園に影響ある。松下市長が住むマンションの工事の際も負担が大きかった。

    3.市の回答

    市はそれぞれに回答するものの、最終的な回答として共通したのは、
    ・4階建てにすることを理解してもらいたい
    というものでした。

    近隣住民の規模縮小などのような意見を踏まえて、現在の計画を変える可能性があるとは一切感じられませんでした。

    4.説明会終了後の近隣住民の方のご意見

    説明会終了後、近隣住民の方とお話しさせてもらいましたが、
    ・私達の意見を聞いていない
    ・ありきだ
    ・消化不良

    という事でした。

    5.説明会に参加して感じたこと

    4の近隣住民の方々は率直に『不満の声』をあげられていて、また、そのご意見はごもっともだと感じました

    議論が尽くされたとは思えませんし、これをもって近隣住民の方が4階建てとする市の計画を了承したとは認識していません

    また、市民の方も質問されていましたが、
    現状、資材高騰が大きくある中で、これだけ大きな施設が必要かどうか強い疑問を持たざるを得ません。

    近隣住民の方々のおっしゃる通り、私は規模縮小・予算縮小、及び、これによって北側に日照を確保するためのスペースを確保することで近隣住民の方々に納得いただけるような対応が必要だと考えます。

    説明会等に参加したことを毎回ブログにすることはないのですが、非常に残念な思いをしたので、記録として残すようにしたいと思います。


  • 選挙結果のご報告

     4月23日投票日の武蔵野市議会選挙にて、多くの方からのご支援の下、3940票(得票率6.5%)の付託を受けて、2期目となる市議会議員をさせていただくことになりました。

     武蔵野市における投票率は、市区長選のない単独の市議会議員選挙のみで50%を超える結果となりました。選挙活動中も多くの方からご意見等いただきましたが、市民の皆様が武蔵野市政の在り方について強い「問題意識」を持たれていることを実感いたしました。

     皆様から頂きました声を訴えてきた『市政改革』を推進するための力に変えて、これまで以上に武蔵野市の発展のために粉骨砕身の覚悟で活動してまいります。

     引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


  • 集会のご案内

    今後の集会のご案内をさせていただきます。
    (注)変更等がある場合は、こちらを随時更新してまいります。


    【令和5年4月1日(土)】
    場所 武蔵野プレイス4階フォーラム
    時間 18:30~
    問い合わせ先 小林まさよし 070-8374-6080