いつも大変お世話になっております。
昨日より予算特別委員会の審査が始まりました。
定点観測として、令和8年度予算の歳入、歳出の状況についてご報告いたします。
ここでは三鷹市と比較したものをご報告します。
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<歳出について>
①本市の歳入・歳出合計は942億円である。一方、三鷹市は923億円であり、人口は三鷹市が本市の約1.3倍であるにもかかわらず、財政規模は本市の方が大きい(図表1参照)。
また、物価高騰などの社会情勢の変化が顕在化して以降、歳出額は右肩上がりで増加し続けている。

②市民一人当たりの歳出額で比較すると、本市は63.7万円、三鷹市は48.5万円であり、その差は15.2万円となる。これは前年の12.5万円から大きく拡大している(図表2参照)。
この差を人口で換算すると、本市は三鷹市よりも約225億円(=15.2万円×14.8万人)多くの税金を投入して市政運営を行うことになる。

③この差を生んでいる要因の一つが投資的経費である。令和8年度予算において、本市は135億円を予算計上しているのに対し、三鷹市は64億円と、本市の半分以下にとどまっている。
建設費が高騰している現在、本市が今後どのように公共施設の再整備を進めていくのかは、極めて重要な政策課題である。将来の財政負担を見据えれば、社会情勢が変化する前の令和4年度に公表された公共施設再整備計画のとおりに進めることについては、慎重に検討する姿勢が望ましいと考える。
<歳入について>
④本市は、担税力のある市民に支えられており、市町村の中でもトップ水準の財政基盤を有する自治体である。
令和8年度予算における市民一人当たりの市税額を見ると、本市は32.9万円であるのに対し、三鷹市は23.0万円であり、その差は9.9万円となっている。(図表3参照)
この差を人口で換算すると、本市は三鷹市よりも約147億円(=9.9万円×14.8万人)多くの市税収入がある計算となる。
さらに、三鷹市との市民一人当たり市税の差は、年々拡大していることも確認される。

なお、本日の審査の中で、小美濃市長からは、拡大傾向にある市の財政状況を指摘する委員への答弁として、この状況に警戒感を示すコメントがありました。
この市長の発言については、私はポジティブに受け止めています。
社会情勢の変動が大きい現状、小美濃市長には、未来を見据えた持続可能な、次世代に負担を残すことのない行財政運営を行っていただくことを期待したいと思います。
以 上
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乱筆乱文をご容赦ください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
武蔵野市議会議員
小林まさよし
