武蔵野市政ニュース~武蔵野公会堂の改修計画に伴う『入札不調』ついてー小美濃市長の英断と高く評価して支持!


こんにちは!
武蔵野市議会議員の小林まさよしです。

本日は、4月24日に公表されました「武蔵野公会堂の改修計画に関する入札中止」についてご報告いたします。
結論から申し上げますと、現状の不安定な世界情勢を踏まえると、今回の市の判断に異論はなく、苦渋の決断を下した小美濃安弘市長の判断を『英断』として高く評価しています。

市の公表内容のポイントは以下の通りです。
URL:武蔵野公会堂改修等工事の入札を中止します|武蔵野市公式ホームペー

ーーーーー市が公表した内容のポイントーーーーー

1.入札中止について
市は、武蔵野公会堂の改修工事について、入札を中止することについて、「イラン・中東情勢の悪化に伴い、資材価格高騰や調達の不確実性などによる公共工事の先行きの不透明さが高まっていることを踏まえ、令和8年4月24日、入札を中止する」と公表しました。

2.深刻な不確実性とリスク
(1)資材調達の困難
 石油由来の主要資材が供給不足に陥っており、工事着手の遅延や工期延伸が避けられない見通し。
(2)工事中断のリスク
 契約後であっても、資材が届かず工事がストップする懸念がある。

3.財政的問題
(1)事業費の膨張
 当初の見込み(約35億円)を大幅に上回る可能性が高い。
(2)限定的な使用期間
 当該施設の残存使用期間が約17年と限られている。短期間の利用のために多額の追加公費を投じることは、市民の納得を得られないと判断。

4.今後の運用
(1)当面の対応
 閉館を継続
(2)一旦白紙
 現在の改修計画を一度白紙に戻し、改めて方針を策定する。

ーーーーーーー個人的な見解ーーーーーーー
以下は個人的な見解をお知らせします。

1.これまでの武蔵野公会堂改修計画の動きについて
 昭和39年(1964年)に開館した武蔵野公会堂は、築62年が経過し、耐震性を含めた老朽化対策が必要な状況となっています。令和4年からはワークショップも開催され、リニューアルに向けた丁寧な議論が積み重ねられてきました。私自身も、このワークショップの傍聴をしたことがありましたが、吉祥寺駅南口の再整備に直結する重要事業として注視してまいりました。

2.世界情勢の不安定化による影響
 しかし、ロシアによるウクライナ侵攻以降、直近の中東情勢緊迫化に至るまで、世界情勢は極めて不安定な状況にあります。物資不足や原油価格の高騰は、市民生活のみならず、市の公共事業等においても、建設費の高騰などに起因する入札不調が相次ぐというような形で甚大な影響を及ぼしており、先行きが見通せない「不確実性」が増大しています。

3.財政の優先順位を考える
 昨今、市発注の工事が予定価格を上回り「入札不調」となるケースが散見されます。武蔵野市は財政基盤が安定しているとはいえ、税金は「青天井」ではありません。改修を楽しみにされていた皆様には大変心苦しいのですが、街の将来を見据え、優先順位をつけた対応が必要です。
 具体的には、以下の事業が優先順位の高いものと考えます。
 ・学校施設の整備: 現在校舎移転中の第五小学校・井之頭小学校の改築を完遂させること、および義務教育施設としての老朽化対策。
 ・生命・安全に関わる事業: 市民の命を守るための防災・福祉施設の維持管理。

4.市長の判断を支持!
 最長を80年間とする 改修後のコンクリートの寿命を考慮しても20年以内には解体・建て替えが想定される施設に対し、先行きが不透明な状況下で35億円以上の巨費を投じることは、現時点では妥当性を欠くと考えます。
 この観点から、小美濃市長の「中止」という決断は、将来に過度な負担を残さないための責任ある「英断」であると高く評価して、支持します。
 今後の方針はまだ白紙の状態ということですが、武蔵野市の未来にとってメリットを最大化、デメリットを最小化できるよう、議会内外から積極的に議論・提言していきたいと考えています。

ーーーーー感想ーーーーーー

 (以下は、中止が公表されたのちの、率直な感想・想いとなります。。。)

 私は議員になる以前より、公共施設の再整備については、将来の財政負担を考慮すると、慎重に対応すべきだと主張し続けてきました。

 特に、この武蔵野公会堂の計画については、「市民への説明責任」という観点を含めて、抜本的な見直しを議会内外で強く求めてきた経緯があります。

 そもそもはこの改修計画は松下前市長時代に計画された事業ですが、現状では、私が応援し、支える立場である小美濃市長が進めてきた事業に対し、あえて見直しを求めるということは、政治家として大きなリスクになるかもしれないという認識もありました。

 とは言え、今の不透明な世界情勢と、限られた市の財源を考えたとき、武蔵野市の未来を考えると、見直すべきと主張しない選択肢はありませんでした

 今回の「入札中止」という判断を聞き、正直なところ、武蔵野市のためにと、ブレることなく信念を貫き続けたことについて、本当に良かったと安堵しております。そして、私のこれまでの主張がどこまで影響したかは分かりませんが、厳しい環境下でこの重い決断を下した小美濃市長、そして市関係者の皆様の勇気には、心からの敬意を表します。

 ただし、この決断によって、今後、様々な波風(ハレーション)が立つかもしれません。一部には、これを政争の材料とする動きが生じるのではと予想する人もいます。

 しかし、私は、この市の決断が「武蔵野市の未来を守るため」のものであったと確信しています。私はこれからも、この勇気ある決断を全力でサポートし、武蔵野市の最善の未来のために、前向きに進むよう、議会内外から働きかけてまいります

 皆様におかれましても、本件についてのご理解とご支持、そして温かい応援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

以 上

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乱筆乱文をご容赦ください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

武蔵野市議会議員
小林まさよし