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  • 【武蔵野市の問題点①~浪費癖があり、ブランドイメージを損なう市政運営】

    武蔵野市は豊かな自治体であることは、『想い』にてお知らせいたしました。

    具体的には、1年間に1人の市民の方が支払う税金の金額は、西東京市が15.8万円、小金井市が17.4万円、三鷹市が20.0万円となっているところ、武蔵野市では市民の皆様から、1人当たり28.1万円もの税金を支払ってもらっていることにある、とご紹介させていただきました。

    しかしながら、この豊かな武蔵野市は、浪費癖が強く、無駄の多い市政運営が行われていることが、問題の1つとして挙げられます。その状況を、支出(歳出)の面から確認したいと思います。

    《歳出の状況~豊かな財政の多くは、物件費に使われている

    下にある図表は、2019年度の市民1人当たり歳出額(性質別)について、武蔵野市と3市平均(三鷹市、小金井市、西東京市)との比較したものです。そして、その特徴は次のようなことが挙げられます。

    <特徴1>
    歳出総額は、武蔵野市は46.1万円、3市平均は35.7万円であり、武蔵野市は3市平均よりも、市政運営のために、市民1人当たり10.4万円も多くの税金を投入している。
    とても豊かな自治体ということが、歳出面からも確認されます。


    <特徴2>
    武蔵野市は3市平均と比較して、物件費(注)について、3市平均よりも4.7万円多くの税金を投入している。
    豊かな財政の半分近くが、業務委託費等からなる物件費に投入されています。この点については、議会において、「第2人件費」として批判・指摘されています。
    (注)物件費とは、業務委託費や備品購入費など。


    <特徴3>
    一方、児童福祉、高齢者福祉、障がい者福祉などに係る費用としての扶助費については、3市平均よりも0.8万円分しか多くの税金を投入していない

    上記についての結果を初めて見たときのことを、率直に申し上げると、とても残念に感じました。

    なぜなら、他の自治体よりも圧倒的に豊かな自治体である武蔵野市は、市民の皆様に多額の税金をお支払いいただいているのに対して、福祉に係る費用は、それほど多く税金を投入していないためです。

    ある市民の方は、「多くの税金を支払っているけど、特に豊かさを感じない」とおっしゃられていましたが、武蔵野市は浪費癖が強く、市民の皆様が本当に必要とする政策に、財政的な豊かさを活用しておりません。

    《高コスト化が進む現状~物件費の推移を確認して》

    上記において、「第2人件費」といわれる物件費に、豊かさの多くが使われていることは確認されましたが、高コスト化が進んでいる点について、この物件費の推移を見ることで確認したいと思います。

    以下の図表は、過去10年間の武蔵野市及び近隣3市(三鷹市、西東京市、小金井市)の物件費の推移を示しています。

    ご覧いただいた通り、赤い棒グラフで示した武蔵野市の「物件費の推移」の特徴は、

    <特徴1>
    右肩上がりに増加
    する傾向


    <特徴2>
    2019年度は、154億円もの税金を物件費に投入しており、その金額は、小金井市の72億円の倍の金額に相当
      

    これらの特徴から、高コスト化が進んでいることを、ご認識いただけると思われます。

    市民の皆様は、このような高コスト化が進む市政運営が継続して、武蔵野市は大丈夫と思われますか?

    私、小林まさよしは、武蔵野市政には、『改革』が必要だと考えております。


      

    私は、このまま無駄の多い市政運営が継続する場合、

    ・武蔵野市は、財政的な問題を引き起こし
    ・未来において、武蔵野市のブランドイメージを損ない
    ・行政サービスの質の低下や市内資産価格の下落などにより、市民の皆様に、大きな負担を強いる

    ことになると予想しています。

    私は、行財政改革』の推進により、未来を見据えた、市民の皆様が本当に必要とする『街づくり・ヒトづくり』政策を推進できる体制を構築することで、武蔵野市で良かったといわれるような『武蔵野力』を向上させるべきだと考えています

    武蔵野市の改革のために、皆様に、ご協力いただけたら、幸いに存じます。